【本日の修理】

今日は22kW油冷式スクリューコンプレッサーの修理に伺いました。

修理内容はコントローラー交換です。

ブレーカーONにより200Vは通電されていますが、コントローラー画面がブラックアウトしており操作ができない状況でした。

作業は故障コントローラーの取り外しから始めます。

コネクタの取り外し・取り付けミスの対策として、カメラ撮影とマーキングを施しました。

配線にはタグもついているので安心でしたが、年数経過によるタグの硬化が診られ、欠け落ちてしまう可能性もあるので気を付けました。

同じ大きさのコネクタや配線色が同じコネクタは間違い易い為、タグやマークを再確認しました。

全て取り付けた後に全体の再確認を行い、電源投入です。

コントローラー画面が点灯しました。

圧力設定、運転時間などを故障前の状態に入力して運転確認に入ります。

【注意した点】

真下のインバーターユニットに小ねじを落とさないように養生しました。

コネクタが固いと外すのに力が入りすぎてしまうので、配線を千切らないように注意します。

後は硬化したコネクタが折れてしまわないことを祈るのみです。

新品のコントローラーのコネクタ取り付け部が現行品よりも奥にあり見づらく、開口部を大きくしてほしいです。

電池の取り付け部にも同じことがいえました。