【本日の修理】
今日は11KW油冷式スクリューコンプレッサーの点検に伺いました。
半年前に本体吐出温度の異常停止が発生し、原因調査の結果、消耗部品内部素材の疲労劣化によるオイルラインの目詰りでした。
劣化して粉々になった破片は半年前に回収しましたが、残留片が無いか本日点検を実施しました。
劣化物片が目詰りしていたオイルラインの配管継手です。
大小の劣化物片が堆積しており、オイルの流量が減少してしまっていました。
【今日の内容】
前回の発生箇所に目詰りはなかったので、オイルラインに沿って点検を行ないました。
オイルタンク内のオイルは全量交換を行いました。
洗浄作業は実施しませんが、圧縮エアを利用して残留オイルを排出し、内部に異物片が無いか確認します。
オイルラインの部品は新品に交換を行います。
外した古いエレメント内部に異物付着が無いか目視で確認します。
オイル配管は残留オイルを圧縮エアで追い出してみました。
今回は、目視で確認出来ない結果になりましたが、半年前に実施した部品交換後には吐出温度異常は発生していないとの事なので一先ず安心です。