【本日の作業】

今日は15kW油冷式スクリューコンプレッサーの修理を行いました。

今までにない異音がするとの連絡を受けての調査修理となりました。

訪問してコンプレッサーを拝見すると、ゴロンゴロンと音がしており、パッケージを開けると振動でモーターが揺れていました。

コンプレッサーを止める許可を頂いて、パッケージ分解を実施したところ、原因はレイキャクファンでした。

これはクーラー冷却用のファンで、定期修理時には清掃を毎回実施している箇所です。

【ポイント】

左が故障したファンで右が新品のものです。

レイキャクファンの新品交換はあまり経験がありませんが、写真では分かり難いのですが、部品として分断してしまっており、ボス部が回転するとフィン部は偏芯して回転してしまいます。

使い続けると、メインモーターの軸受の早期劣化にも繋がる可能性がある為、新品交換を推奨させていただきました。

交換後の運転確認では、異音無く回転も良好でした。