【本日の修理】
今日は7.5kW油冷式スクリューコンプレッサーの定期修理に伺いました。
オイル交換、エレメント交換、ベルト交換、クーラー清掃等を行ないました。
写真は内蔵エアドライヤーのコンデンサです。
コンプレッサーの後ろ側に位置している為、日常運転時に目視点検等がしづらく、気付かない内に目詰りが進行している場合が多いです。
週に1回(月に1回)程、定期的なエア清掃を実施することでエラーの発生は防止できます。
上の写真は表面を覆っていた塵埃を清掃した後のものです。
塵埃が中まで入り込んだ場合は、エア清掃で取り切ることができず、分解清掃が必要になります。
数時間掛かる場合もある為、状況によっては清掃を断念して新品交換を推奨させていただいております。
新品への交換といった事態にならない為にも、日常清掃を推奨しております。
【今日のポイント】
上の写真は別現場での37kWスクリューコンプレッサー内蔵エアドライヤのコンデンサです。
こちらもコンプレッサーの後ろ側に位置している為、日常清掃時に手が回っていないようです。
半屋外での設置の為、表面を覆っている塵以外に細かい塵埃の内部への進入がみられます。
表面のゴミをエア清掃した後、両面交互にエア清掃を実施しました。
幸い湿気や油分の少ない環境でしたので、エア清掃で効果が出せました。
ドライヤ異常でのエラー停止のご連絡をいただいた場合、50%以上はコンデンサの目詰りが原因と推測します。
弊社へのトラブルコールで吐出温度異常と並んで多いのがドライヤ異常です。
定期的な清掃実施を推奨いたします。