【本日の修理】

今日は7.5kW油冷式スクリューコンプレッサーの定期修理に伺いました。

オイル交換、エレメント交換、ベルト交換等を実施しました。

写真はオイルセパレーターエレメントの新旧部品です。

外からは確認できませんが、圧縮の際に空気に混ざったオイルミストを吸着して分離回収しており、 時間経過と共に汚れていきエアの品質が低下してしまう為、定期的な交換が必要な消耗部品です。

【今日のポイント】

内蔵エアドライヤーとオイルクーラーの清掃を担当しました。

内蔵エアドライヤーのコンデンサはコンプレッサーの背面側にある為、設置場所が背面の壁に近いと清掃がしづらく、汚れの目視点検もできなくなってしまいます。

今回はメンテナンススペースが十分に確保されていたので、エア清掃が可能でした。

現行型のコンプレッサーで、全てのパッケージパネルの吸気口に塵埃避けのダストフィルターが標準装備されており、エア清掃を実施してみると塵埃は少なく目詰りはほとんどありませんでした。

ダストフィルターは取り外して洗浄が可能ですが、コンデンサはそれができないので装備の効果は絶大です。

ユーザー様や機種が違っても、ダストフィルター標準装備の機種は目詰りが少なく、実績が多数あります。

ダストフィルターが付いていないコンプレッサーは目詰りが原因によるエラー発生が多いですが、自作のものでも効果があり、自作のダストフィルタで故障を予防されているユーザー様も多くいらっしゃいます。