【本日の修理】
今日は7.5kW油冷式スクリューコンプレッサーの修理に伺いました。
メインモータープーリーの新品交換修理になります。
写真は新旧部品です。
専用工具でプーリーを外し、新品のプーリーは加熱膨張させて取り付けます。
モーター側のプーリーも圧縮機側のプーリーも使用時間と周辺環境により摩耗し、進行するとスリップ音が発生します。
周辺の設備音によってはスリップ音が聞こえないことがあるので、摩耗に気づかないままゴムの焼ける匂いと共に煙が上がり、ベルトが切れてしまう場合もあります。
【今日のポイント】
プーリーの摩耗は定期点検時に測定し、後日交換するか1年後の定期修理時に交換するかをユーザー様と相談します。
写真のように新品のプーリーは全ての山の高さが同じですが、摩耗が進行していくと山が徐々に低くなっていきます。
スリップ音が聞こえたら、購入先のサービスマンに点検の相談をお願い致します。