【本日の修理】 今日は11kWスクリューコンプレッサーの定期修理に伺いました。 毎年整備を実施されているユーザー様なので、大きな故障箇所はありませんでした。
【今日のポイント】 油分の少ない工場で、さらに専用室内での据付環境なので、コンプレッサーの発錆や 汚れ等はありませんでした。 それでも周辺の大気を吸い込んで圧縮しているので、必ず細かい塵埃は集まってしまいます。 写真はクーラーのエア清掃中のもので、コンプレッサー右側のパネルを外すと、 クーラーを裏表からエア清掃することが可能になります。 クーラーの目詰りは温度上昇エラーの原因に発展するので、1年に1回は徹底した清掃が 推奨されます。 保全活動日に自主清掃する場合は、必ず元電源をOFFにしてから実施して下さい。 夏季は特に周辺温度が高くなる為、エラーの発生率が高くなります。 クーラーの目詰りとオイル量の低下は、エラー発生防止の管理ポイントになりますので、 日常管理項目には必ず入れるようにして下さい。 ただし目詰りは目視で分かり難い場合があるので、定期的にエア清掃を実施し、自社の据付環境に 応じた清掃周期を決めて、計画的な継続実施がエラー防止には一番良いと思われます。