【本日の修理】

今日は５．５ｋＷ油冷式スクリューコンプレッサーの点検修理に伺いました。

運転しても圧力が上がらず、部品からエアーが漏れているとのことでした。
【今日のポイント】

故障箇所は圧力スイッチでした。

正常な状態では開いていない圧力スイッチのボディ部が開いてしまい、
部品の一部が飛び出してしまっていました。

エアが漏れると圧力が上がらず、圧縮機は廻りっぱなしになり、
電力ロスに繋がります。

圧力スイッチは長期間の使用により必ず疲労劣化する部品ですが、
故障が発生しなければ交換修理の必要性に気付きにくい部品です。

故障経験の有るユーザー様は、定期的な交換修理を依頼されます。

故障の周期が予測できないので、作動圧力のズレや金属部の発錆腐食等から
交換を推奨する場合が多い部品です。