【本日の作業】 37kW油冷式スクリューコンプレッサーの定期修理に伺いました。 オイル、エレメント交換、補器整備を行いました。
写真は圧縮工程にてエアに含まれるミストオイルを分離する、オイルセパレーター エレメントです。(新品から6,000時間経過時に新品交換が推奨される消耗部品) セパレーターエレメントの外側にはステンレスのケースが取り付けられていて、 新品交換の際にはケースを取り外してエレメントの交換を行います。 ケースを取り外してみると、エレメントが写真の状態でした。 通常の6,000時間の交換整備では、旧部品のエレメントはクリーム色か灰色の場合が 多いのですが、今回は真っ黒でした。
オイルセパレーター内部には黒い炭化物の付着がみられます。 エレメントも熱により燃えてしまった痕が残っていました。
【今日のポイント】 フル稼働が続きコンプレッサーが止められずに、計画通りのメンテナンス実施が出来ない というユーザー様の声を聞く事があります。 今回もやっと整備日程が決まり、整備を実施しました。 このような状況が発生すると、コンプレッサーを本来の性能に戻すには 時間もコストも掛かってしまいます。 定期なメンテナンスに関しては、ユーザー様にご案内させていただきますので、 計画整備の実施をお願いいたします。