今回は【セパレーター】についてご紹介いたします。
〈部品の効能〉
オイルを使用する圧縮機は、圧縮空気を作る時、冷却、密閉するのにオイルを使用します。
作りたての圧縮空気はオイルと混ざり合っているので、それを分離する役割をセパレータが担います。
セパレーターにはセパレーターエレメントが備わっており、調圧逆止弁で調整された圧力で1次分離を終え、圧縮空気はセパレーターエレメントで2次分離され吐出されます。
〈故障の症状〉
セパレーターエレメントが詰まると1次側の吐出圧力が上昇し、過負荷か過電流で停止します。
そのまま使い続けるとエレメントが燃焼して事故に繋がります。
〈部品を長持ちさせるには〉
エレメントは消耗品なので、使用する環境によっては点検時期より早く目詰まりを起こしますので、異常が出たらすぐに交換を推奨します。