【本日の修理】
今日は油冷式スクリューコンプレッサーの定期修理に伺いました。
11kWのインバーター機になります。
ベルト、オイル、エレメントの交換を実施しました。
元電源をOFFにして作業開始ですが、その前に電気が本当にOFFになったか測定してみます。
200Vは落ちていますが、始動盤内の遠方操作線に電気が通ったままでした。
うっかり触れてしまうとメガネが吹っ飛ぶくらいびっくりするので、遮断しておく必要があります。
【今日のポイント】
ベルト交換の際に、古いベルトを取り外した状態でプーリーをゆっくり手廻ししました。
軸受の状態の聴診点検になります。
劣化がはじまっているとゴロゴロと音が聞こえます。
次回の軸受交換の時期の目安になるので、ベルトを外した際には必ず廻して確認してみます。
日常的に運転管理されている方は、毎日聞いている運転音からの変化に気が付かれる方もいます。
モーター以外にも圧縮機本体が原因の可能性もあるので、日常運転時の音に変化を感じたら購入先のサービスマンに相談されることが推奨されます。