【本日の修理】
今日は2.2kW油冷式スクリューコンプレッサーの修理に伺いました。
コンプレッサーのパッケージ内に油分の流出が多くなり、ラインサイドでもオイルの滲みが診られるような状態でした。
その為今回は、オイルの全量交換とエレメント交換を実施しました。
写真は圧縮空気が通過する新旧のオイルセパレーターエレメントです。
エレメントは圧縮空気中の油分を吸着して、油分の無い圧縮空気のみを通過させます。
しかし、使用時間に伴い目詰りが発生してきます。
目詰りが進行すると初期のようには吸着ができなくなり、油分がエレメントを通過してしまいます。
【今日のポイント】
オイルセパレーターエレメントは定期的な交換が必要です。
交換基準は取扱説明書に記載があります。
稼働状況にもよりますが、1、2年で交換になる場合が多いです。
5馬力くらいまでの圧縮機は、運転時間の積算計が付いていない場合がありますが、エレメント交換は経過年数で計画的に実施されると良いと思います。