【本日の修理】

今日は7.5kWパッケージベビコンの定期修理に伺いました。

圧縮機は動いているのに圧力が上がらないとのご連絡をいただき、修理となりました。

分解を進めると原因が見つかりました。

写真の真ん中、3枚の板は空気弁です。
空気を吸込み圧縮空気を吐出する部品です。

一番右側の弁が疲労劣化により破断していました。

圧縮しても逆流してしまい本来の性能が発揮できません。

空気弁に接触する他の部品にも劣化が診られ、部品の欠片によりピストンとシリンダにL方向のキズが大小多数発生していました。

ピストンとシリンダは新品の部品に交換しました。

【今日のポイント】

空気弁、アンローダーピストンは運転時間の経過と共にどうしても疲労し、大きな故障の発生により交換修理部品が増えてしまいます。

購入先のサービスマンに相談して3,000時間/1年毎の修理実施が推奨されます。