【本日の修理】

今日は37kW油冷式スクリューコンプレッサーの定期修理に伺いました。

オイル交換、エレメント交換などを実施しました。

メインモーターがインバーター制御タイプなので、熱劣化を引き起こさないように冷却系統の点検も行います。

【本日のポイント】

写真はインバーター冷却用のファンとアルミフィンです。

正面パネルを外しただけでは見えません。

インバーターユニットはパネル向こう側の始動盤の中ですが、裏側から放熱して基盤の劣化を防いでいます。

整備時には冷却ファンが故障していないか、フィンに塵埃や枯れ葉、鳥の羽などが詰まっていないかを確認します。

目詰りが発生すると放熱効果が低下し、基盤劣化によって修理不可能な故障に繋がる事があります。

日常運転時、パネルにインバーターに関するエラーが表示された際、リセット操作にて復旧可能な場合もありますが、万が一の故障を防ぐ為にもエラー内容を購入先のサービスマンに連絡お願いいたします。