【本日の修理】
今日は22kW油冷式スクリューコンプレッサーの定期修理に伺いました。
前回定期修理の際、電磁弁を動作させている電気制御に異常がみられ、今回交換修理となりました。
基盤交換と制御設定値の移行作業になります。
交換するのは始動盤内にあるメイン基盤で、電気制御部品コネクターが多く繋っています。
【苦労した点】
設定値の移行作業は各設定が機種に合っているか、交換前の設定通りになっているかの照合で、ダブルチェックを行いました。
基盤交換作業は同じ基盤であればコネクタの付け替えになります。
4年の運転経過中、一度も抜かれたことのなかったコネクタは簡単には外れませんでした。
寒気が厳しい時期で気温も影響しているのでしょうか、無理に外すとコネクタ側の破損に繋がり兼ねないので、慎重な手作業になります。
周囲の配線も若干硬化しており、曲げると折れてしまうのではないかと緊張感があります。
道具を使ってコネクタが破損した経験がある為、指先だけで作業を続けます。
最後はなんとか注意を払いつつも強気で引っこ抜きました。
新品の基盤にコネクタを取り付け、設定の確認作業へと続きました。