【本日の修理】

今日は１１ｋＷ油冷式スクリューコンプレッサーの定期修理に伺いました。

エレメント交換、オイル交換、補器整備、クーラー清掃を実施しました。

作業開始後、クーラー清掃、ドライヤーコンデンサのエア清掃を行います。

油分の少ない環境に据え付けられている為、塵埃のこびり付きが無く、エア清掃作業がスムーズでした。

【今日のポイント】

パッケージパネルを分解すると、オイルクーラー・アフタークーラーのエア清掃作業が容易に可能です。

写真は内蔵エアドライヤーコンデンサ（清掃前）ですが背面側に作業スペースが取れない為、ブローノズルを使用して横からエアブローで表面の埃を清掃後、裏側からと表面側からのエアブローを行って目詰りを解消しました。

背面側に作業スペースが取れない場合でも、長いノズルや短いエアーガン、先端を曲げる事が可能なノズル等、狭い場所でも作業を可能にする道具がホームセンターやネットで入手可能なので、使い易いものを探しましょう。

コンデンサの目詰りはドライヤー冷媒ガスの圧力上昇の原因となり、コンプレッサーの異常停止に繋がる可能性があります。

短時間でも効果が出ますので、計画的な清掃実施が推奨されます。

清掃の際に塵埃がどれ位発生するかを知っておくと、次回の清掃のタイミングが見えてきます。

必ず換気を行い、塵埃を自身が吸い込まないよう注意しましょう。