【本日の修理】
今日は22kW油冷式スクリュー圧縮機の定期修理に伺いました。
年次整備ですので、オイル交換とエレメント交換がメインです。
2人での整備で、背面側を担当しました。
まずはパッケージを分解後、古いオイルを抜き取ります。
正面側ではオイルタンクから抜き、背面側ではオイルクーラーオイル抜き取り口から抜き取ります。
クーラーのオイル抜き取り口にはバルブが付属されていない為、メクラを外すと直ぐオイルが出てきてしまうので、撒き散らさないよう受け皿と廃油缶を用意して、手早くルートを確保しておきます。
【今日の担当】
冷却ファンモーターの軸受交換も背面からの作業スタートです。
クーラー下部の冷却ファンを取り外して正面に回り、ブラケット毎にローターシャフトを抜き取ります。
軸受の交換は、軸受プーラーで抜き取り叩き入れで取り付けました。
目視で確認しながら、叩き過ぎないように注意して止め位置に取り付けました。
負荷側ブラケットの清掃後、ローターシャフトを元に戻して組み上がりです。
ファンは塵埃が蓄積していましたが、油分が少ないので上水洗浄で綺麗になりました。
ファンの組み立ては、ファンとダクトの干渉が無いように手回しで確認します。
整備後の試運転では、異音無くクーラー冷却も良好でした。