【本日の修理】
今日は11kWスクロールコンプレッサーの修理に伺いました。
温度異常のエラー発生によるオンコール修理になります。
オイルフリースクロールコンプレッサーは、圧縮機本体出口側にある表面温度センサーで異常発生を検知します。
写真中央のヒョロヒョロと繋がっているケーブルがセンサーです。
消耗部品の劣化や周辺環境の温度上昇による影響を受けることもありますが、温度センサー自体が故障している場合もあるので注意が必要です。
【今日のポイント】
今回のエラーに気が付いたのはお客様でした。
周辺が高温ではないのにエラーが発生し、いつもと違う反応にいち早く気付いて連絡を頂きました。
お客様と相談し、センサー自体の交換修理をすることになりました。
センサーを取り外すと、過熱から表面に肌荒れや変色がみられました。
新品部品に交換して運転確認を実施します。
10分、20分、30分と連続運転を行いましたが、エラーはみられませんでした。
異常が発生しなければ中々交換しない部品ですが、今回の件で用心し、他のセンサーも一斉に交換しておくこととなりました。