【本日の修理】
今日は37kW油冷式スクリューコンプレッサーの定期修理に伺いました。
圧縮機本体のプーリー交換、メカニカルシール交換、ベルト交換を担当しました。
ベルトとプーリーを外してカバーを分解すると、シャフトにメカニカルシールが取り付けられています。
写真はメカニカルシールを取り外したものです。
【今日のポイント】
メカニカルシールは圧縮機本体内の潤滑油が漏れないように、カバーとシャフトの間でシールする役割があります。
この部品が劣化すると、シャフト部から潤滑油が漏れてしまいます。
部品劣化の進行が判断可能な機種もあり、シャフト下部からナイロンチューブで点検用カップに受けていたり、パッケージの外の点検口に銅配管が繋がっていたりします。
取扱説明書にメカニカルシールの漏れ点検という項目で記載があり、整備基準に準じて定期的な交換が必要な消耗部品になります。
交換部品明細の中にある定期的に目にする部品です。