【本日の修理】 今日は15kWスクリューコンプレッサーの定期修理に伺いました。 計画的に整備を実施されているユーザー様なので、オイル・エレメント交換、 クーラー清掃等を実施しました。
【今日のポイント】 上の写真は内蔵エアドライヤーのコンデンサを近距離で撮影した物です。 アルミフィンの隙間に埃が入り込んでいるのが確認できます。 このまま使用していると隙間が埋まってしまい、ファンが回っていても風が抜けないために 冷却効果が低下して、更に進行すると保護装置の作動によりドライヤーが停止してしまいます。 コンプレッサーと連動している時には異常停止に繋がります。
油分や湿気の少ない環境では、エア吹きを5分間行っただけでもアルミフィンは写真の様に 綺麗になります。 エア吹きを何分行えば良いかは環境により異なりますが、吹き始めて埃が出てくるのが 確認出来たら、そのまま作業を進めていくとだんだん埃の出方が薄れていくのが分かります。 エア吹きは、作業時間よりも計画的に行うことが故障防止に繋がります。 自主的に作業される際には、周辺換気とマスクの着用をお忘れなく。