【本日の作業】
今日は油冷式スクリューコンプレッサーの年次修理に伺いました。
出力は55kWで、普段整備しているコンプレッサーとしては大きいクラスです。
【注意したポイント】
写真はオイルセパレーターでエレメントを外した所です。
37kWクラスまでは上からエレメントを取り付ける場合が多いですが、今日のコンプレッサーは下からエレメントを取り付けました。
最初に外してしまったので写真には写っていませんが、圧縮空気から回収したオイルがエレメント内に溜まるため、中央に回収パイプが取り付けられています。
回収パイプを最初に外しておくのは、そのままエレメントを外した場合に回収パイプに接触して曲げてしまったり、折ってしまったりする可能性があるためです。
通常修理時に回収パイプを予備部品として持参していないので、下向きにオイルセパレーターが位置している機種では慎重に作業する様にしています。