【本日の作業】
今日は37kW油冷式スクリューコンンプレッサーの定期修理に伺いました。
【ポイント】
写真は吸込みフィルターのエレメントを外した状態のアップです。
奥から手前にかけてオイルが流れた痕が診られます。
この場合、大きく分けて2つの原因が考えられます。
①吸込みフィルタの奥の弁が劣化していて、停止時にオイルが吸込み側に漏れてくる。
②別の箇所からパッケージ内に漏れたオイルを吸込みフィルタが吸着した。
今回の場合、パッケージ内のオイルの汚れや吸込みフィルタのオイル汚れの状態から、弁の劣化では無い様です。
確認運転にて再現性は無く、今回の定期修理内容にて問題なく運転出来る事が分りました。
吸込みフィルタエレメントは1ヶ月毎の清掃を推奨します。
また、清掃の際に写真の様なオイル痕が診られた場合には、購入先のサービスマンに相談してください。