【本日の作業】
今日はスクリューコンプレッサーの定期修理に伺いました。
交換時に取り外した古いベルトの感触に違和感を感じ、指で曲げてみた所、写真の様に折れてしまいました。
使用している間に初期の柔軟性が失われてしまったと思われます。
このまま使用を続けているとベルトの山が欠けてしまったり、円周方向に裂けてしまったりした後にベルトが切れてしまい、動力が圧縮機に伝わらなくなる可能性があります。
圧縮機の圧力が上がらないとのご連絡があり訪問したところ、在るはずのベルトが無かった事も何回かありました。
【ポイント】
ベルトの交換は4年毎または12,000時間経過です。
今回の修理は6年経過していましたが、毎日長い時間運転されるお客様では無かったので、欠損などには至りませんでした。
取扱説明書内に記載されているベルトの交換基準を見て、定期的に交換修理する事を推奨致します。
また特に粉塵の多い場所に据付されているコンプレッサは、ベルト劣化が早い傾向が診られますので、スリップ音などが聞こえたらサービスマンに相談する事を推奨致します。