【本日のテーマ】 オイルセパレータ内部圧力計について

お客様のところに定期修理に伺い、作業を開始した時にまず気が付く部品です。

作業開始時には電源をOFFにして、コンプレッサの残圧を抜きます。(抜いたのはユーザー圧力になります)

オイルセパレータ内の圧力は運転停止後、一定時間の経過により自動的に抜けます。

【内部圧力計の故障とは】

写真は取り外した内部圧力計です。圧力は掛かっていませんが、ゲージ圧力は0.15Mpa指示しています。

機種にもよりますが、日常運転時に吐出圧力や吐出温度を確認する際は、前面コントロールパネルの圧力計を見ていると思われます。

内部圧力計は、サービスマンによる年次点検時や自主的にオイル補充・交換を実施されているユーザー様にて主に使用頻度が多い場所になります。

指示誤差があるとコンプレッサーが正常に運転しているかの判断に影響しますので、故障している場合は新品部品への交換を推奨させていただいています。

年次点検整備が完了し、制御圧力は状態良好でした。