【本日の修理】

今日は２２ｋＷ油冷式スクリューコンプレッサーの修理に伺いました。

エラー履歴には吐出温度上昇がみられました。 　　　　　　　

パッケージを順番に分解していきながら、クーラーの状況を目視確認します。

写真の様に埃臭の強い目詰りが目立ちましたが、油分や綿屑、羽屑、切粉等の付着が無いのでエアブローで対応出来そうです。

メンテナンスの間隔が空いてしまった為、インバーター冷却用のファンも交換しました。

今回壊れてはいませんでしたが、ファンが故障するとコントローラーの重大故障に繋がる可能性がありますので、新品に交換です。

整備前に入っていたオイルは基準量を下回っていました。

オイル補充を怠っていなくても、エレメントが目詰りした状態ではオイルの減りが早まってしまいます。

上の写真の様に、運転中に朱線の間にオイルがある状態にしておく為に、毎日の管理が必要です。

【今日のポイント】

コンプレッサーのエラーは重大故障に繋げないための保護装置です。

メンテナンスランプが点灯していたら、まずは購入先のサービスマンへの連絡が推奨されます。