【本日の修理】

今日は3.7KW油冷式スクリューコンプレッサーの修理に伺いました。

コンプレッサー内でオイル漏れが発生しているとお客様から連絡を頂き、状況の詳細を事前に教えていただきました。

写真は圧縮機本体内の潤滑油がプーリー側シャフトの隙間から漏れない様にシールがしてある部品です。(取り外した古い部品)

この部品が劣化すると、シャフト部分からのオイル漏れが発生します。

交換目安についてはメーカーや機種により表記が少し異なりますので、取扱説明書の整備基準を参照願います。

修理については、購入先のサービスマンに相談する事が推奨されます。

【苦労した点】

本日交換した部品には部分的に破損しやすい箇所、傷を付けられない箇所があり、取り扱いに注意が必要ですし、組付け時に糸くずの挟み込みがないよう気を付ける等、慎重な作業が求められました。

今回の機種(メーカー)のシール組付けは他のメーカーより固い感触があり、 固いと作業に力が入る為、勢い余って部品を傷付けない様に優しく丁寧且つ強く、 気を配りながら覚悟を決めて押し込みました。