【本日の修理】

今日は11kW給油式ベビコンの修理に伺いました。

運転中のモーター異音発生によるベアリング交換修理ですが、併せて空気弁の交換も実施しました。

空気弁は圧縮室(シリンダー)へ空気を送り、圧縮した空気を二次側(空気タンク)へ送る際に通過する部品です。

写真は空気弁を外した状態で、シリンダ内で一番上まで上がったピストン(圧縮空気をタンク側へ送り出した状態)を上部から撮影したものです。

【今日のポイント】

交換部品は空気弁とパッキンを使用します。

カーボンパッキンなので曲げや引っ張りに脆く、雑に扱うと折れてしまう事があります。

私たちが組み立てを行う際にはスタッドボルトを対角に2本立て、パッキンや空気弁の位置がズレない様にして、残りの対角2本のボルトで順番に固定します。

ベビコンを自主的に整備される際にはお試しください。

スタッドボルトは、実際に使用されているボルトと同じ少し長めの細目ボルトが必要になりますので、準備が必要です。