【本日の作業】

今日は3.7kWパッケージベビコンの定期修理に伺いました。
【今日のポイント】

写真は一段側の空気弁で、左が新品、右が取り外したものです。

取り外した弁の先端部分が無くなっています。

空気弁は圧縮室内への吸気と排気の開閉動作によって、時間経過と共に劣化してきます。

疲労劣化で先端が欠けてしまうと、圧力が上がらなくなってしまいます。

また、欠けた破片が周辺部品を傷付けてしまい、交換が必要になる場合もあります。

大きな故障に繋がる前に定期的な交換が必要な部品ですが、交換時期は使用状況により異なります。

1年毎の点検にて空気弁の漏れ等から判断する場合と、運転音から判断する場合があります。

コンプレッサを普段近くで見ている担当の方は「圧力が上がらなくなった」
「運転音が大きくなった」等の異常発生時には直ぐに気が付くと思いますが、
購入してからの運転時間(経過年数)、修理履歴等を記録しておくと、
メンテナンス計画の立案に役立つと思います。