【本日の作業】

今日は油冷式スクリューコンプレッサーの定期修理に伺いました。

修理前にコンプレッサーの運転状態を確認しました。

【気が付いた事】

コンプレッサーが設定圧力で運転されていませんでした。

【ポイント】

右の写真は圧力スイッチです。エアーの使用量が少なくなった際に仕様圧力で圧縮を停止し、エアーを使いだすと圧縮を再開するスイッチです。

スイッチは通常は同色のカバーが付いているので写真のような状態は見られませんが、下の部分に油が確認出来ます。

疲労劣化によるエアー漏れです。

正常な状態ではこの部分に油の付着は視られません。

圧力を制御しているスイッチなので、劣化が発生するとエアーだけが漏れる為発見し難い部分ですが、他の消耗部品の劣化に伴いエアーに油が混ざると隙間から滲んできます。

今日は部品の手持ちが無かった為、お客様に報告し、後日交換修理に伺います。