本日は【圧力調整弁】について紹介いたします。

〈部品の役割〉

コンプレッサーが圧縮運転をする時の上限圧力を決める部品で、一般的に仕様圧力と表記されるものです。

圧縮機の内部圧力を検出し、ダイヤフラムを介し吸込み弁を閉鎖する役割を担います。

〈故障の症状〉

ダイヤフラムが硬化、劣化してエアーが漏れだすと、上限圧力の値が不安定になりアンロードがしにくくなります。

また、内部圧力の検出部に異物(錆など)が混入すると、圧力調整弁の二次側に空気の供給がされず上限圧力値が上昇し、安全弁が作動します。

〈圧力調整弁を長持ちさせるには〉

定期的な内部清掃、ゴム製のダイヤフラムの交換を推奨いたします。